メカニカルデザインでの仕事 Works
私たちメカニカルデザインの仕事は、単なる図面づくりではありません。 車のパーツカタログ、故障診断テスター、作業標準書、生産設備、製品設計― すべての仕事に共通するのは、「使う人」や「現場」を想像し、 技術と工夫で“ちょうどいい形”をつくること。
理系出身でなくても、伝える力・理解する力・考える力があれば活躍できます。
図面の先にある現場や人を想像して、あなたの設計を届けてみませんか?
01.パーツカタログ作成
パーツ構成の最適化で、 製造から整備までを支える
自動車パーツカタログの作成・最適化を行っています。設計データをもとに、どの単位でパーツを分解すれば、品質・作業性・流通効率を最も高められるかを検討します。
分解しすぎれば現場の負担が増え、組立品質も不安定になります。メンテナンス性の低下、ユーザーの費用負担の増加につながります。私たちはそのバランスを見極め、コスト・品質・作業効率の最適解を導き出します。
また、設計変更にも柔軟に対応し、開発チームと連携してスピーディーにデータを整備することも重要な役割です。
02.CADオペレーター(設計技術者)
「こんな車があったらいいな」を 図面でカタチにする
CADオペレーター(設計技術者)として、フェーズに関わる仕事です。デザイナーのアイデアをもとにモデラーが形にし、それを量産可能な設計へと落とし込む役割を担います。
内装など、車を構成するあらゆる部品が対象で、「こんな車をつくりたい!」というお客様の声を、現実に形づくる仕事です。部品が変わり、製造コストにも影響します。日常使用の車両から、時には競技車両といった特別な開発にも携わることがあります。
03.故障診断テスター開発
異常のサインを逃さない。 ドクターカーの診断ツールをつくる
自動車の故障を診断するテスターの開発を行っています。車両には20〜30個ものコンピューター(ECU)が搭載されており、それぞれが信号やエラーメッセージを発信しています。
私たちは、それらのコンピューターと通信し、異常箇所を特定・表示できる診断テスターを開発しています。車種ごとにコンピューター構成が異なるため、各車種に対応したデータベースの構築と、精度を保つための継続的なメンテナンスも重要な仕事です。不具合の早期発見・修理を支える、現場の頼れるツールをつくっています。
04.自動車生産の作業標準書作成
品質と安全を支える 「作業標準書」を作成
自動車の生産ラインにおける「作業標準書」を作成しています。
これは、どの作業者がどこで何をどのように行うかを明確に指示する“組立の説明書”です。車両構造や生産ラインの動きを把握しながら、締め付けトルクや作業時間(秒単位)といった数値も計測・記載します。
生産現場での品質・効率・安全性を確保するための重要な文書であり、1車種あたり2000枚を超えることもあります。現場と連携しながら、常に正確かつ分かりやすい標準書の整備・更新を行っています。
05.設備設計技術者
生産ラインの快適さは、 設備設計から始まる
自動車の組立工場で使われる設備を設計しています。運搬車・治具・搭載設備・搬送機など、生産に欠かせない装置を、安全性・作業性・部品への配慮(キズ防止)を考慮して設計します。
この設備設計一つで、生産ラインの効率や品質が大きく変わるため、現場の「やりやすさ」をつくる非常に重要な役割を担っています。
現場の声や運用をイメージしながら、使いやすく、壊れにくく、そして安全に稼働できる設備を形にしていく仕事です。
06.製品設計技術者
毎回が新しい挑戦。 ジャンルを超える設計の現場
お客様のイメージを“試作品”という形にする製品設計の仕事です。いただいたデザインデータをもとに、お客様の保有設備や組付け工程を考慮しながら、量産化を見据えた設計を行います。
扱う製品は、電化製品・遊技機・PC周辺機器など多岐にわたり、毎回違ったジャンルのモノづくりに挑戦する面白さがあります。設計の工夫ひとつで品質やコスト、作りやすさが大きく変わるため、技術と創意工夫の積み重ねが求められる仕事です。
「こんなものをつくりたい」という声を、確かなカタチにしていく――そんな役割を担っています。
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